起立性調整障害(OD)のことについて💡
起立性調整障害、皆さんは聞いたことがありますか??
私が子どもの頃とは違って、近年は認知度が上がってお子さんがいらっしゃる方は
聞いたことがある、知っているということが増えてきました。
こはく整体では病院では特に異常がみられず、
なかなか症状が改善しないとご来院される患者さまが多くいらっしゃいます。
そんな方へむけて簡単に書かせていただきました😊
ご参考にしてしてくださいね^^
起立性調整障害(OD)チェックリストと原因

朝起きられない、立つと気分が悪くなる、学校に行きたいのに身体がついてこない。
そんな状態が続くと、周囲から「怠けているだけじゃないの?」と誤解されてしまうことがあります。
しかし、起立性調整障害(Orthostatic Dysregulation:OD)は、
自律神経の調整がうまくいかなくなることで起こる“身体の病態”です。
本人の意思や根性ではどうにもならないことが多く、
ご家族や学校の理解とサポートが欠かせません。
■ 起立性調整障害のチェックリスト
以下の項目は、ODの代表的な症状です。
● 朝起きられない・午前中に強い不調が出る
- 目が覚めても身体が動かない
- 起き上がると気分が悪くなる
- 午前中は特に症状が強く、午後から徐々に回復する
● 立ち上がるとめまい・立ちくらみ
- 立つと視界が暗くなる
- ふらつき、倒れそうになる
- 動悸や息苦しさを伴うこともある
● 慢性的な倦怠感・集中力の低下
- ずっと疲れている
- 授業や作業に集中できない
- 頭痛・腹痛が続く
● 気温・気圧の変化に弱い
- 台風や雨の日に体調が悪化
- 夏場や入浴後に症状が強くなる
● 学校・外出がつらくなる
- 行きたい気持ちはあるのに身体が動かない
- 無理に行くと症状が悪化する
■ 起立性調整障害の原因は複合的
ODは「これが原因」と断定できるものではなく、
複数の要因が重なって自律神経が乱れることで発症します。
1. 人間関係や受験のストレス
ストレスは自律神経に最も影響を与える要因のひとつです。
- 学校での人間関係
- 部活動のプレッシャー
- 受験や成績への不安
- 家庭環境の変化
子どもたちは大人が想像する以上に多くのストレスを抱えています。
ストレスが長期間続くと、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、ODの症状が出やすくなります。
2. 成長期のホルモン変化
思春期は、身体が急激に変化する時期。
ホルモンバランスが大きく揺らぎ、自律神経の調整が追いつかなくなることがあります。
- 身長の急激な伸び
- 性ホルモンの変化
- 睡眠リズムの乱れ
これらはすべて、自律神経に負担をかける要因です。
3. 『副腎疲労』という考え方
医学的には議論がある概念ですが、慢性的なストレスが続くと、ストレスホルモンを分泌する「副腎」が疲弊し、全身のだるさや不調につながるという考え方があります。
- 朝起きられない
- 疲労感が抜けない
- 集中力が続かない
こうした症状はODと重なる部分も多く、ストレスケアの重要性を示しています。
※副腎の疲れに対して、ビタミンC、ビタミンBやオメガ3などを意識的に摂ると良いです💪
4. リーキーガット(LGS)(腸のバリア機能の低下)
腸は“第二の脳”と呼ばれるほど、自律神経と密接に関わっています。
- 腸内環境の乱れ
- 食生活の偏り(甘い物やグルテンなど)
- 過度なストレス
これらが腸のバリア機能を弱め、全身の炎症や自律神経の乱れにつながるという考え方があります。
■ 「さぼり病」なんて言わないで
ODの子どもたちは、“行きたいのに行けない”“やりたいのに身体が動かない”という葛藤の中で毎日を過ごしています。
周囲の何気ない一言が、心を深く傷つけ、症状を悪化させてしまうこともあります。
必要なのは、責めることではなく、理解と寄り添いです。
- 「怠けている」ではなく「身体がつらいんだね」
- 「早く起きなさい」ではなく「どうしたら楽に起きられるかな」
- 「気合いが足りない」ではなく「一緒にできる方法を探そう」
こうした言葉が、子どもたちの安心感につながります。
〇起立性調整障害は、
ストレス・成長期の変化・自律神経の乱れ・腸内環境・ホルモンバランスなど、
さまざまな要因が重なって起こる身体の不調です。
決して「怠け」ではありません。
もし身近な人が悩んでいたら、まずは否定せず、そっと寄り添ってあげてください。
そして必要に応じて、医療機関や専門家に相談することで、改善の道が開けていきます。
それでもなかなか改善しないときに、
私たちのような治療家がいる整体や鍼灸などの治療院を頼ってみてください😊
身体が良くなるためのキッカケ作りができるかもしれません💪